マネタイズのタネラボVol.1|地域おこし編
「地域で、アートを続けるための基盤をどうつくるか」
アーティストが地域に入り、活動を始める。
そこには、都市部とは異なる可能性があります。
地域の人や風景、歴史、産業、文化と出会いながら、新しい表現やプロジェクトが生まれることもあります。
一方で、地域でアート活動を継続するためには、作品をつくることだけでは足りません。
地域の中でどのように信頼関係をつくるのか。
自分の表現と、地域が抱えている課題や可能性をどう接続するのか。
活動費や生活費、仕事、拠点をどのように確保するのか。
そして、制度の期間が終了した後も、地域で活動を続けるためには何が必要なのか。
今回の「マネタイズのタネラボ」では、山形県大石田町を拠点に活動する大橋武司さんを迎え、地域・制度・生活・表現を横断しながら、アーティストの活動基盤について考えます。
イベント概要
マネタイズのタネラボVol.1|地域おこし編
「地域で、アートを続けるための基盤をどうつくるか」
日時:2026年8月4日(火)19:30~21:00
開催方法:ZOOM(オンライン)
参加費:無料
助成:令和8年度札幌市文化芸術創造活動支援事業
トピッカー
大橋武司さん(ダンスアーティスト/虹のプラザ文化芸術プロジェクト統括マネージャー)
クエスチョナー
さとうまゆさん(由仁町地域おこし協力隊)
ほか、地域おこしと関連性の高い方を最大2名まで募集中
オブザーバー
どなたでも参加可能です。
お気軽に申し込みください。
この参加申込フォームは、今回のタネラボに新たに参加される方を対象としています。
お申し込みいただいた方には、ご入力いただいたメールアドレス宛にZoomの参加URLをお送りします。
すでに「アートのマネタイズを考える一年間」へ、ポテンシャリスト/実証協力パートナー/オブザーバーとして登録されている方には、別途メールで参加方法をご案内しますので、本フォームからのお申し込みは不要です。
※登録済みの方でクエスチョナーを希望される場合は、本フォームからご応募ください。
「アートのマネタイズを考える一年間」への応募方法や、詳細についてはこちら。
当日の流れ
第一部|知る
トピッカーのこれまでの活動紹介
第二部|深める
クエスチョナーとトピッカーの対話
第三部|ひらく
オブザーバーからの質疑応答
制度の紹介だけではなく、制度の中で何が起きるのか
大橋さんは、地域おこし協力隊として大石田町に移住した後、自身の表現活動を地域の文化芸術プロジェクトへと展開してきました。
現在は、地域プロジェクトマネージャー制度により雇用され、虹のプラザ文化芸術プロジェクト統括マネージャーとして、地域における文化芸術活動の継続的な基盤づくりに取り組んでいます。
今回、大橋さんにお願いしているのは、地域おこし協力隊制度や地域プロジェクトマネージャー制度を解説してもらうことだけではありません。
制度を利用して地域に入ったとき、アーティストと地域とのあいだで、実際に何が起きるのか。
アートや表現の価値が、最初から共有されているとは限らない地域の中で、どのように関係をつくり、自分の活動を育ててきたのか。
そして、制度による支援を一時的な活動機会で終わらせず、その後の仕事や生活、拠点、地域との関係へどのようにつなげてきたのか。
成功事例として結果だけを紹介するのではなく、その過程にあった試行錯誤や判断、地域との関係づくりについても伺います。
「アートのマネタイズ」を、創造活動の継続戦略として考える
アートのマネタイズというと、作品を販売すること、チケットを売ること、仕事を受注することが想像されがちです。
しかし、表現活動を継続するための基盤は、売上だけで成り立っているわけではありません。
公的制度、自治体の事業、地域課題、地域資源、活動拠点、生活費、信用、広報、人とのつながり。
こうした複数の要素をどのように組み合わせ、自分の活動が続いていく環境をつくるのか。
地域おこし協力隊制度も、単に活動資金を得るための仕組みではありません。
地域への移住や定住、担い手の育成を目的とした制度であり、任期後の生活や仕事まで含めて考える必要があります。
3年間という期間は、長いようで短いものです。
任期の終了が近づいてから、その先を考え始めるのでは遅い。活動を始める段階から、自分は何を地域に残し、どのような仕事と関係をつくり、どのように生活を続けていくのかを考える必要があります。
今回のタネラボでは、こうした広い意味での「アート活動の継続戦略」を、大橋さんの実践を手がかりに考えていきます。
この回を通して、考えていきたいこと
- アーティストが地域に入るとき、最初に何を考える必要があるのか
- 地域の中で信頼関係をつくるには、どのような姿勢が必要なのか
- 自分の表現と、地域の課題や可能性をどのように接続するのか
- 地域おこし協力隊制度を利用するとき、事前に確認すべきことは何か
- 任期終了後を見据えて、仕事・生活・活動拠点をどう設計するのか
- 個人の表現活動を、地域の文化芸術プロジェクトへどのように育てていくのか
このような方におすすめします
- 地域を拠点とした活動に興味のあるアーティスト
- 地域おこし協力隊に関心のあるアーティスト、アートワーカー
- 地域プロジェクトと関わりたい方
- 地域における文化芸術事業の立ち上げや継続に関心のある方
- 作品販売以外の活動基盤やマネタイズを考えたい方
- 地域で活動しているものの、今後の継続方法に悩んでいる方
これは、「地方へ行けばアーティストとして活動できる」という話でも、「制度を使えば活動が安定する」という話でもありません。
地域、制度、生活、表現。
そのすべてを引き受けながら、自分の活動をどのように社会へ接続し、継続可能な形へ育てていくのか。
大橋さんの実践と参加者それぞれの問いを持ち寄りながら、そのための小さな種を探します。
ダンスアーティスト
虹のプラザ文化芸術プロジェクト統括マネージャー
大橋 武司(Takeshi Ohashi)
愛知県武豊町出身。
中高の男子新体操競技の身体をベースに、NYをはじめとした海外での経験を経て、現在は骨や皮膚に着目した内側と外側の身体の操作と意識の移り変わりにアプローチする「タイソーテクニック」を開発し探求している。
居着かない、変わり続ける、触れる、骨と肉と意識を鍛えることが特徴。
空間に対する在り方から踊りを立ち上げるダンスアーティスト。
2016 年アメリカにてアーティスト Visa 取得。2017 年カーネギーホール公演「HANABI ネオジャパニーズミュージックアンドダンスショー」を主催し、Yasushi Soumatouを発表。
2017年アメリカ、日本のみならず世界各地への活動を視野に入れ、日本人男性で初となる欧米最大規模のアクロダンス機関 Acrobatic Artsの教師資格を取得。
2019年ベルリンに拠点を移し、長編ソロパフォーマンスTwomanを発表し成功に収める。
同時期にChristine Bonansea Company に所属しクリエイション、ダンスプロジェクトOH2に参加。
またEsselle Agencyのモデルとしても活動しポーランドSneaker StudioのCMのメインアクターとして出演。
その後拠点を東京に移し、CMやMV、舞台や自主公演企画など活動の場を問わず表現している。
主な振付作品に映像は凛として時雨「蝶の飛ぶ水槽」、Zen101「If I was a flower」など。近年の代表的な作品は神宮前Bonoboで行った「HaM」、「コンテンポラリーコーヒーセレモニー」「いきなり」、「PianoTrio[2023年グラミー賞ノミネート作曲家Andy Akihoとの共作]」など。
ドイツ在住の写真家タイナカジュンペイ氏と音楽家水野匠の音楽付きアートブック「WirfdieLuft空気を投げろ」を制作等活動は多岐にわたる。
2021年コロナ禍をきっかけに山形県大石田町に移住、町の地域おこし協力隊として芸術振興に携わり現在は虹のプラザ文化芸術プロジェクト統括マネージャー。
大石田AIRを立ち上げ、代表に就任。
国内外で活躍する様々なジャンルのアーティストを招聘し制作を共にし、運営業務を行う。
5年間で延べ50組を超えるアーティストを大石田に招聘している。
山形県民参加型の総合芸術パフォーマンス「OU」の製作総指揮を務め、チケットは完売となりその制作と本番の様子が、2022/4/13YTS「ゴジダス」にて特集が組まれ放送された。
大石田どきどきダンスフェスティバル1,2総合プロデュース、大石田町6時の時報制作や、2022年大石田町のCM大賞参加作品(特別賞受賞)制作、新しいマルシェイベント企画、旧鷹巣小学校の資料館としての再利用企画等様々な形で町を見つめなおすきっかけづくりを行い、大石田町の可能性を探り地方におけるパフォーミングアーツの価値作りをしている。
2024年から新たに中学校部活動地域移行に向けた対策として、町と共同でダンスクラブを発足。
大石田AIR滞在アーティストのWSをダンスクラブで行うことであらたな文化的循環を生み、子供たちやその保護者を中心に地域全体に学びの場を作っている。
主なパフォーマンスをした会場にCarnegie Hall、Judson Church、92nd Street Y、NY Live Arts、Dock11、Katapultなど。
代表的な作品にカーネギーホール公演「HANABI」、「TWOMAN」、「OU」、「あの銀杏の木と6時の調べ」。
活動実績はどきどきダンスフェスティバルプロデュース、大石田町6時の時報を公式に改変、大石田AIR代表など。
ダンサーとして、白井晃、平山素子、児玉北斗、クリスティンボナンジアなどの作品を踊っている。
近年の主な出演、作品発表歴
2017 「HANABI」カーネギーホール ニューヨーク/総合プロデュース、振付出演、制作
2018 「メモリーオブゼロ」神奈川県民会館 横浜 /出演
2019 ソロ公演「TWOMAN」カタパルト ベルリン /振付出演
「クリスティンボナンジアカンパニー公演 OH2」DOCK11 ベルリン/出演
2021 「HAM」ボノボ 東京 総合プロデュース/振付出演、制作
2022 「OU」虹のプラザ 山形/総合プロデュース、振付出演、制作
2023 「YADORU」ダンスハウス黄金(レジデンス企画) 名古屋/振付
大石田どきどきダンスフェス1 虹のプラザ/総合プロデュース、振付出演、制作
2024 「井上ひさしぶり」虹のプラザ/川西町フレンドリープラザ /総合プロデュース、出演、制作
どきどきダンスフェスティバル2 虹のプラザ/総合プロデュース、振付出演、制作
音楽劇「あの銀杏の木と6時の調べ」 虹のプラザ/振付、出演
2025 「地鳴らす、をどり」虹のプラザ/出演 振付/児玉北斗
「芸術家は超自然に何を見出すか」虹のプラザ/出演、振付協力 振付/平山素子
アートのマネタイズを考える一年間とは?
「アートのマネタイズ」を、作品を売ることや収益を上げることだけに限定せず、表現活動を社会と接続し、持続可能な形で続けていく方法として考える一年間のプロジェクトです。
アーティストやアートワーカー、企業、行政、地域、教育・福祉関係者などが問いや実践を持ち寄り、対話やヒアリング、小さな実証実験を通して、新しい活動の可能性を探っていきます。
活動の一覧はこちら
https://artkids-net.com/am1/
この参加申込フォームは、今回のタネラボに新たに参加される方を対象としています。
新規にお申し込みいただいた方には、ご入力いただいたメールアドレス宛にZoomの参加URLをお送りします。
すでに「アートのマネタイズを考える一年間」へ、ポテンシャリスト/実証協力パートナー/オブザーバーとして登録されている方には、別途メールで参加方法をご案内しますので、本フォームからのお申し込みは不要です。
※登録済みの方でクエスチョナーを希望される場合は、本フォームからご応募ください。
「アートのマネタイズを考える一年間」への応募方法や、詳細についてはこちら。



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